分子疫学研究室

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第6回 バイオセキュリティ2012 シンポジウム『新型インフルエンザ・パンデミックの脅威にどう備えるか』

目的
家禽類等の間で発生しているH5N1亜型高病原性鳥インフルエンザのウイルスが人に感染し、死亡する例が東南アジアなどを中心に依然として続いており、このウイルスが変異して効率的にヒト・ヒト感染する能力を獲得することによって、病原性の高い新型インフルエンザが発生し、大きな被害をもたらすことが懸念されています。

こうした懸念を受けて、我が国では本年5月11日、『新型インフルエンザ等対策特別措置法』が公布され、各種対策の法的根拠が整備されるとともに、国や都道府県に行動計画の策定が義務づけられるなど、我が国の新型インフルエンザ対策の強化を目指しているところです。

しかしながら、2009年に発生した新型インフルエンザ(A/H1N1)は、病原性が低く、世界的にも比較的被害が軽微であったこと、また昨年発生し甚大な被害をもたらした東日本大震災や、これに起因する原子力発電所事故の影響に今もなお強い関心が集中していることなどから、もし発生した場合には大きな被害が予想されている、H5N1鳥インフルエンザ由来の新型インフルエンザに対する危機感が、国民の間で薄れていることが懸念されています。

そこで本シンポジウムでは、『新型インフルエンザ等対策特別措置法』の成立を契機として、H5N1由来の新型インフルエンザ・パンデミックの問題を再認識するとともに、こうした脅威にどう備えるべきかについてあらためて議論したいと考えています。

皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
日時
平成24年10月15日(月)
13:00〜18:00
場所
東京慈恵会医科大学
www.jikei.ac.jp/univ/acces_s.html
大学1号館3階講堂
www.jikei.ac.jp/univ/access_s.html
費用
参加費 【無料】

◆懇談会:希望者のみ◆
 <場所> イタリア食堂 Farina(ファリーナ)/ TEL:03-3438-1509
      イタリア料理+フリードリンク(会場から徒歩2分)
 <時間> 18:30より
 <費用> ¥5,000
      当日懇談会会場受付でお支払いください。
方法
ページ下の「オンライン申し込み」より、お申込みお願いいたします。

※会場の都合により定員になり次第、締め切らせていただきます。

※懇談会に参加希望の方は、お申込みフォーム「その他、自由記載」の欄に懇親会参加希望とご記入お願いします。
説明
◆シンポジウムのスケジュール◆

13:00 開会の辞、注意事項の説明

13:10 基調講演@
      『新型インフルエンザの脅威』
       川崎市衛生研究所長 岡部信彦 氏
       (厚生労働省新型インフルエンザ専門家会議議長)

14:00 基調講演A
      『新型インフルエンザ等対策特別措置法の概要とねらい』
       内閣官房(後ほどお知らせします)

14:50 休憩

15:00 パネル&フロアディスカッション
       毎日新聞専門編集委員 青野由利 氏
       日本大学法学部助手 宮脇健 氏
       川崎市衛生研究所長 岡部信彦 氏
       内閣官房(後ほどお知らせします)
       東京慈恵会医科大学准教授 浦島充佳 氏

       司会進行 河本志朗 氏(実行委員)

18:00 閉会の辞

※パネリストについては、当日変更になる場合があります。
 あらかじめご了承下さい。

※チャタムハウスルールを適用します。
研究会における発言を公刊文書やマスメディアにおいて引用する場合、議論の内容そのものを引用したとしても、発言者が特定されるような形では行わないことです。このルールによって、参加者は本シンポジウムにおいて自由に発言することができます。
参加する皆様のご理解とご協力をお願いいたします。


◆主 催 東京慈恵会医科大学 bio-TTX 2012実行委員会

    ◆実行委員長
      浦島 充佳(東京慈恵会医科大学)

    ◆実行委員 (五十音順)
      片山 善雄(防衛省防衛研究所)
      河本 志朗(財団法人 公共政策調査会)
      北村 有紀(株式会社NTTデータ)
      小島 俊郎(株式会社日立製作所)
      長尾 博昭(イオン商品調達株式会社)
      橋本 靖明(防衛省防衛研究所)
      舟橋 信(NPO・デジタル・フォレンジック研究会)
      宮坂 直史(防衛大学校)

詳細

年月日