過去のセミナー
【平成20年度】生物統計コース(10回)
- 目的
- 臨床研究を行う上で役に立つと思われる、統計学の基礎的な概念から多変量解析を解説します
この範囲は米国の公衆衛生大学院での2学期分の統計授業に相当します - 日時
- "終了しました"2008年11月より開始
- 場所
- 東京慈恵会医科大学 大学1号館 4階講堂
- 費用
- 20,000円
(大学生・大学院生は10,000円)
(慈恵医学部学生および大学院生は無料) - 講師
- 松島 雅人(東京慈恵会医科大学 臨床研究開発室)
- 対象
- 医療従事者(医師、薬剤師、看護師 等)
- 方法
- 統計ソフトウェアSTATAを使用し、データ解析の例を実際に各参加者に行っていただきます
(参加者全員が講堂備え付けのコンピュータを使用できます)
テキスト資料を配布します、英文ですが授業は日本語となります - 説明
- 申込み方法 → オンラインより、お申し込み下さい
詳細
- 1.統計学の目的・記述統計、STATAの基本的な使い方
2008年11月1日
14:00〜16:00 - 記述統計の手法をコンピュータソフトSTATAを用いて実践します。
- 2.確率と分布
2008年11月15日
14:00〜16:00 - 統計学の理解に必要な確率の概念・公理および、特に有用な主な確率分布(正規分布・2項分布・ポアソン分布・t-検定・カイ2乗検定)を解説します。
- 3.推定と検定
2008年11月29日
14:00〜16:00 - 点推定と区間推定、検定の概念について解説し、STATAを用いて実践を学んでいただきます。
- 4.[検定T] パラメトリック
2008年12月13日
14:00〜16:00 - t-検定(paired, unpaired)、カイ2乗検定について実例を挙げ、STATAを用いて実践していただきます。
- 5.[検定U] ノンパラメトリック
2009年1月10日
14:00〜16:00 - Wilcoxon の順位和検定、符号順位検定などのノンパラメトリックの方法について解説します。
- 6.分散分析T
2009年1月24日
14:00〜16:00 - 3群以上の平均値の検定として、分散分析と各種 multiple comparison test を解説します。
- 7.単回帰分析、重回帰分析
2009年2月7日
14:00〜16:00 - 回帰分析を解説後、ベクトル、行列を用いて重回帰分析について説明します。
- 8.ロジスティック解析、生命表T
2009年2月21日
14:00〜16:00 - 交絡因子の制御法としての Mantel-Haenzel 法、そしてロジスティックモデルを解説します。 また、生命表分析をSTATAにて実践していただきます。
- 9.ロジスティック解析、生命表U
2009年3月14日
14:00〜16:00 - 前回のつづきを行います。
- 10.分散分析U
2009年3月28日
14:00〜16:00 - 2元配置分散分析(factorial design, randomized complete bloce design)とともに、 経時的データについての repeated measure ANOVA について解説します。