令和6年度「ハーバード・MIT研修 (Boston Trip)」参加者の学内募集
2024年10月8日
東京慈恵会医科大学
事業責任者 浦島充佳
趣旨説明
この度、文部科学省から全国医学部に対して高度医療人材養成拠点形成事業の公募があり、東京慈恵会医科大学は「母子医療・栄養分野における国際レベルの臨床研究推進と医療人材育成の拠点形成(令和6年度〜11年度)」という事業名(以下本事業と呼ぶ)で採択されました。本事業では国際レベルの臨床研究を立案実行できる若手高度医療人材を養成します。その一環として若手教員・大学院生・医学生をボストンに引率する「ハーバード・MIT研修 (通称Boston Trip)」を企画しています。審査委員からは、「実績のあるハーバードMIT研修を再構築する点は実効性があり優れている」という高い評価をいただいています。
事業責任者は世界の医療をリードする医師を養成するため、2011年以降希望する医学生と大学院生を連れて毎年ボストンのハーバード大学関連病院等を訪問してきました。若いときに世界最先端の医療を見せることで研究マインドに火をつけ常に国際レベルの医療や研究を意識させ、そして留学先の開拓や国際共同研究に向けたネットワークを作ることができるからです。実際、これに参加した学生の一部は大学に残り大きな成果をだしはじめています。
Boston Tripでは、ダナ・ファーバー癌研究所、ボストン小児病院、マサチューセッツ総合病院、ブリガム病院、これらの病院の核となるハーバード医学部および同公衆衛生大学院、マサチューセッツ工科大学の施設見学と医師や研究者、それぞれの大学院の日本人修士学生(MMSCI, MPH, MBA)のインタビュー、モデルナmRNAワクチン工場の視察等を予定しています。
そこで、Boston Tripに参加を切望する慈恵の若手教員、大学院生、医学生を学内公募します。
A. 助成対象プログラム:参加を希望する若手教員および大学院生の中から産婦人科1名、小児科3名、他科1名、計5名を選定し、渡航費(最大60万円)を助成します。但し、本事業の主題である臨床研究に積極的に参画し、かつ慈恵に末長く留まり臨床研究推進に貢献する熱意ある医師を優先的に選考します。
B. 助成非対象プログラム:医学生および大学院生(上記若手教員・大学院生プログラムには応募しない)は自費参加となりますが、将来臨床研究の実践に意欲的に取り組む意思の強い学生 数名を優先的に選考します。
研修が終了して帰国後、修了証を発行します。履歴書に「文科省 高度医療人材養成拠点形成事業 母子医療・栄養分野における国際レベルの臨床研究推進と医療人材育成の拠点形成 令和6年度 海外研修プログラム ハーバード・MIT研修」に参画した旨を記載することができます。
募集要項
日時:3月17日(月)〜 3月21日(金)
(助成を受ける教員は3月16日発 〜 3月24日着)
場所:ボストン(詳細スケジュールは調整中だが、訪問・視察先等は趣旨説明参照)
参加者は助成対象プログラムの若手教員5名と助成非対象プログラムの大学院生・医学生数名に分かれます(どちらかを選択してください)。
● 助成対象プログラム
対象:慈恵医大教員(大学院生を含む)
· 産婦人科1名、小児科3名、他科1名 合計5名
· 助教など若手医師を優先するが、講師以上など年齢や役職は問わない
· 本院に限らず分院や医局より派遣中も含む
· 但し産婦人科と小児科で定員に満たない場合には他科を増やして合計5名とする。
· それでも合計5名に満たないときはプロジェクト委員の参加を検討する。
責務:
1.本事業への貢献(下記から少なくとも1つ)
@ 母子医療センターで実施する臨床研究に参画する。
· 授乳中母の食事介入で、腸内細菌叢を改善し、児の発達に影響するかをみるランダム化臨床試験。
· 血中PD-L1レベル、あるいは他のバイオマーカーの多寡が妊娠高血圧症候群及び妊娠合併症発症を予測し得るかを明らかにするための前向き大規模コホート研究
· その他の臨床研究
A アマテラス2試験など上記外の学内の臨床研究に積極的に参画する。
B 新しい医学教育プログラムを開発する。
C 東京理科大と連携した研究、特に臍帯血を用いた発達免疫学や幹細胞の研究で拠点形成に貢献する。
D 本事業のコア会議に出席する。
2.帰国後1か月以内に報告書(2〜4ページ)を提出する。
3. 教員参加者は共著で成医会において研修の成果を発表する。
4. こども健康イノベーション・フォーラムへの出席
5. Boston Trip同窓会の企画と参加
選考:
Step 1: 書類
@ 履歴書
A エッセイ(A4、2〜4枚):本事業にどのように貢献する意思があるかを中心に記載。
B 論文別冊(あれば)
締切:11月15日(金)17:00
提出先:大学F棟2階 分子疫学研究部 内線2405
提出物:上記を3セット封筒に入れて提出する(定期便ないし郵送でも構わない)
申請:申請者はurashima@jikei.ac.jp に申請する旨を伝える。以後、合否判定等は本メールでやりとりすることになるので、コミュニケーションし易いものを選ぶこと。
Step 2: 結果
書類提出締切後1週間以内にemailにて合否判定を通知する。合格者には面接日時・場所も伝える。
Step 3: 面接
11月30日(土)13:00〜
Step 4: 結果
面接後1週間以内にemail にて通知する。
● 助成非対象プログラム
医学生・大学院生(若手教員として申し込まないもの)数名
責務:将来慈恵に残り臨床研究を推進することを期待するが、責務とはしない。
選考:
Step 1: 書類
@ SA or TA, RA 実績
A 教養ゼミの受講歴
B Biography(プロフィール)
C エッセイ(A4、2〜4枚):将来どのような臨床研究を実践したいかを中心に記載。
D 論文別冊(あれば)
締切:11月29日(金)17:00
提出先:大学F棟2階 分子疫学研究部 内線2405
提出物:上記を3セット封筒に入れて提出する(定期便ないし郵送でも構わない)
申請:申請者はurashima@jikei.ac.jp に申請する旨を伝える。以後、合否判定等は本メールでやりとりすることになるので、コミュニケーションし易いものを選ぶこと。
Step 2: 結果
書類提出締切後1週間以内にemailにて合否判定を通知する。合格者には面接日時・場所も伝える。
Step 3: 面接
12月14日(土)13:00〜
Step 4: 結果
面接後1週間以内にemail にて通知する。
プロジェクト委員(選考委員を兼ねる)
永森 收志 臨床検査医学講座・SI医学応用研究センター 教授
浦島 充佳 分子疫学研究部 教授
佐藤 洋平 基盤研究施設 講師 (プロジェクト研究部免疫細胞治療研究室 室長)
事務局
分子疫学研究部 内線2405
東京慈恵会医科大学
事業責任者 浦島充佳
趣旨説明
この度、文部科学省から全国医学部に対して高度医療人材養成拠点形成事業の公募があり、東京慈恵会医科大学は「母子医療・栄養分野における国際レベルの臨床研究推進と医療人材育成の拠点形成(令和6年度〜11年度)」という事業名(以下本事業と呼ぶ)で採択されました。本事業では国際レベルの臨床研究を立案実行できる若手高度医療人材を養成します。その一環として若手教員・大学院生・医学生をボストンに引率する「ハーバード・MIT研修 (通称Boston Trip)」を企画しています。審査委員からは、「実績のあるハーバードMIT研修を再構築する点は実効性があり優れている」という高い評価をいただいています。
事業責任者は世界の医療をリードする医師を養成するため、2011年以降希望する医学生と大学院生を連れて毎年ボストンのハーバード大学関連病院等を訪問してきました。若いときに世界最先端の医療を見せることで研究マインドに火をつけ常に国際レベルの医療や研究を意識させ、そして留学先の開拓や国際共同研究に向けたネットワークを作ることができるからです。実際、これに参加した学生の一部は大学に残り大きな成果をだしはじめています。
Boston Tripでは、ダナ・ファーバー癌研究所、ボストン小児病院、マサチューセッツ総合病院、ブリガム病院、これらの病院の核となるハーバード医学部および同公衆衛生大学院、マサチューセッツ工科大学の施設見学と医師や研究者、それぞれの大学院の日本人修士学生(MMSCI, MPH, MBA)のインタビュー、モデルナmRNAワクチン工場の視察等を予定しています。
そこで、Boston Tripに参加を切望する慈恵の若手教員、大学院生、医学生を学内公募します。
A. 助成対象プログラム:参加を希望する若手教員および大学院生の中から産婦人科1名、小児科3名、他科1名、計5名を選定し、渡航費(最大60万円)を助成します。但し、本事業の主題である臨床研究に積極的に参画し、かつ慈恵に末長く留まり臨床研究推進に貢献する熱意ある医師を優先的に選考します。
B. 助成非対象プログラム:医学生および大学院生(上記若手教員・大学院生プログラムには応募しない)は自費参加となりますが、将来臨床研究の実践に意欲的に取り組む意思の強い学生 数名を優先的に選考します。
研修が終了して帰国後、修了証を発行します。履歴書に「文科省 高度医療人材養成拠点形成事業 母子医療・栄養分野における国際レベルの臨床研究推進と医療人材育成の拠点形成 令和6年度 海外研修プログラム ハーバード・MIT研修」に参画した旨を記載することができます。
募集要項
日時:3月17日(月)〜 3月21日(金)
(助成を受ける教員は3月16日発 〜 3月24日着)
場所:ボストン(詳細スケジュールは調整中だが、訪問・視察先等は趣旨説明参照)
参加者は助成対象プログラムの若手教員5名と助成非対象プログラムの大学院生・医学生数名に分かれます(どちらかを選択してください)。
● 助成対象プログラム
対象:慈恵医大教員(大学院生を含む)
· 産婦人科1名、小児科3名、他科1名 合計5名
· 助教など若手医師を優先するが、講師以上など年齢や役職は問わない
· 本院に限らず分院や医局より派遣中も含む
· 但し産婦人科と小児科で定員に満たない場合には他科を増やして合計5名とする。
· それでも合計5名に満たないときはプロジェクト委員の参加を検討する。
責務:
1.本事業への貢献(下記から少なくとも1つ)
@ 母子医療センターで実施する臨床研究に参画する。
· 授乳中母の食事介入で、腸内細菌叢を改善し、児の発達に影響するかをみるランダム化臨床試験。
· 血中PD-L1レベル、あるいは他のバイオマーカーの多寡が妊娠高血圧症候群及び妊娠合併症発症を予測し得るかを明らかにするための前向き大規模コホート研究
· その他の臨床研究
A アマテラス2試験など上記外の学内の臨床研究に積極的に参画する。
B 新しい医学教育プログラムを開発する。
C 東京理科大と連携した研究、特に臍帯血を用いた発達免疫学や幹細胞の研究で拠点形成に貢献する。
D 本事業のコア会議に出席する。
2.帰国後1か月以内に報告書(2〜4ページ)を提出する。
3. 教員参加者は共著で成医会において研修の成果を発表する。
4. こども健康イノベーション・フォーラムへの出席
5. Boston Trip同窓会の企画と参加
選考:
Step 1: 書類
@ 履歴書
A エッセイ(A4、2〜4枚):本事業にどのように貢献する意思があるかを中心に記載。
B 論文別冊(あれば)
締切:11月15日(金)17:00
提出先:大学F棟2階 分子疫学研究部 内線2405
提出物:上記を3セット封筒に入れて提出する(定期便ないし郵送でも構わない)
申請:申請者はurashima@jikei.ac.jp に申請する旨を伝える。以後、合否判定等は本メールでやりとりすることになるので、コミュニケーションし易いものを選ぶこと。
Step 2: 結果
書類提出締切後1週間以内にemailにて合否判定を通知する。合格者には面接日時・場所も伝える。
Step 3: 面接
11月30日(土)13:00〜
Step 4: 結果
面接後1週間以内にemail にて通知する。
● 助成非対象プログラム
医学生・大学院生(若手教員として申し込まないもの)数名
責務:将来慈恵に残り臨床研究を推進することを期待するが、責務とはしない。
選考:
Step 1: 書類
@ SA or TA, RA 実績
A 教養ゼミの受講歴
B Biography(プロフィール)
C エッセイ(A4、2〜4枚):将来どのような臨床研究を実践したいかを中心に記載。
D 論文別冊(あれば)
締切:11月29日(金)17:00
提出先:大学F棟2階 分子疫学研究部 内線2405
提出物:上記を3セット封筒に入れて提出する(定期便ないし郵送でも構わない)
申請:申請者はurashima@jikei.ac.jp に申請する旨を伝える。以後、合否判定等は本メールでやりとりすることになるので、コミュニケーションし易いものを選ぶこと。
Step 2: 結果
書類提出締切後1週間以内にemailにて合否判定を通知する。合格者には面接日時・場所も伝える。
Step 3: 面接
12月14日(土)13:00〜
Step 4: 結果
面接後1週間以内にemail にて通知する。
プロジェクト委員(選考委員を兼ねる)
永森 收志 臨床検査医学講座・SI医学応用研究センター 教授
浦島 充佳 分子疫学研究部 教授
佐藤 洋平 基盤研究施設 講師 (プロジェクト研究部免疫細胞治療研究室 室長)
事務局
分子疫学研究部 内線2405
2024年10月08日